半角カウントとは、文字列中に含まれる半角文字(英数字・記号など)の数を数えることです。全角文字とは異なり、半角文字は一般的に1バイト、全角文字は2バイトで扱われます。
半角カウントの主な用途
- フォームの文字数制限(例:TwitterやLINEのメッセージ送信)
- バイト単位での容量制限チェック
- プログラムやデータベースでのフィールド制限
- 文字数SEO対策(タイトルやディスクリプションの最適化)
半角カウントの方法(JavaScript例)
function countHankaku(str) {
let count = 0;
for (let i = 0; i < str.length; i++) {
const code = str.charCodeAt(i);
if (code <= 0x7F) {
count++;
}
}
return count;
}
// 使用例
const text = "Helloこんにちは123!";
console.log("半角文字数:" + countHankaku(text)); // 半角文字数:9
Googleスプレッドシートでの半角カウント方法
以下のような正規表現関数を使うことで、Googleスプレッドシートでも半角文字数をカウントできます。
=ARRAYFORMULA(LEN(REGEXREPLACE(A1,"[^\x00-\x7F]","")))
この式では、セルA1の中の非半角文字(全角)を削除した長さを求めることで、半角だけの文字数を計算しています。
注意点
- 半角スペースも半角としてカウントされます。
- 一部の記号や特殊文字は、フォントやシステムによって表示幅が異なる場合があります。
- LINEやメールアプリなどでは、バイト数制限で考えるケースもあるため、半角=1バイト、全角=2バイトとして扱うこともあります。
まとめ
半角カウントは、文字列の視覚的な長さやデータ容量を管理する上でとても重要な概念です。SEOやUI設計、データ処理にも密接に関係しています。用途に応じて、半角・全角の扱いをしっかり分けておくとトラブルを防げます。