JSZipとは?JavaScriptライブラリ

JSZipは、JavaScriptでZIPファイルを「作成」「読み込み」「編集」できるライブラリです。

JSZipは、JavaScriptでZIPファイルを作成・読み込み・編集できるライブラリです。ブラウザやNode.js環境で動作し、クライアントサイドでのファイル操作を可能にします。

ブラウザやNode.js環境で動作し、たとえば以下のような用途に使われます。

  • 複数の画像やファイルをまとめてZIP形式でダウンロードさせる
  • ZIPファイル内の内容を読み込んで展開(解凍)する
  • ブラウザ上でファイルを生成・圧縮し、ユーザーに提供する

CDNからの読み込みの意味

https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/jszip/3.10.1/jszip.min.js

これは、CDNサービスの一つである cdnjs(Cloudflare提供) からJSZipのファイルを読み込むURLです。

CDN経由でライブラリを読み込むことで、

  • サーバー側にファイルを置かなくても済む
  • キャッシュが効きやすく、読み込みが高速
  • 他の開発者も同じURLを使っている可能性があり、すでにキャッシュされていることもある

といったメリットがあります。


min.js とは?

jszip.min.jsmin「minified(最小化された)」 の意味です。

これは、ファイルサイズを小さくするために、

  • 改行や空白の削除
  • 変数名の短縮

などが行われているバージョンです。
通常の開発では .min.js を使用することで、Webページの読み込み速度を向上させることができます。


使用例(JSZipの基本的な使い方)

const zip = new JSZip();
zip.file("hello.txt", "こんにちは、ZIPの中身です!");

zip.generateAsync({ type: "blob" }).then(function (content) {
  // ダウンロードリンクを作成
  const link = document.createElement("a");
  link.href = URL.createObjectURL(content);
  link.download = "example.zip";
  link.click();
});

このコードでは、

  • 「hello.txt」というファイルを作り、
  • ZIP形式に圧縮し、
  • ユーザーにダウンロードさせています。

まとめ

項目説明
ライブラリ名JSZip
読み込み方法<script src="..."></script> でCDN経由
バージョン3.10.1
ファイル形式最小化された .min.js
主な用途ZIPファイルの作成・解凍(クライアントサイド)

JSZipは、JavaScriptでZIPファイルを作成・読み込み・編集できるライブラリです。ブラウザやNode.js環境で動作し、クライアントサイドでのファイル操作を可能にします。